Amazonプライムビデオで配信されている、至極の名作「バチェラー」シリーズ。
約20名の女性が、一人の男性を奪い合うという普通じゃあり得ないシチュエーションに多くの視聴者が釘付けとなりました。
今回の婚活サバイバルは男女逆転。一人の女性のために集まった17名の男性の中から、真実の愛を見つけ出す旅…それが「バチェロレッテ」
司会は、ナインティナイン&シェリー。全10エピソード(内2つは番外編)
今回は、そんなバチェロレッテを見て感じた思いの丈を皆さんと共有したいと思い、キーボードを叩いています。
「まだ見てないよ〜」「ネタバレ嫌だよ〜」という方は今すぐブラウザバックをお願いします。
心の準備はよろしいですね?
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バチェロレッテってどんな企画?
バチェロレッテはバチェラーの男女逆転版、つまり「女性一人が複数の男性の中から運命の一人を決める」という企画です。今回は、スポーツトラベラーという肩書きを持ち、芸能事務所にも所属している女性「福田萌子」さんがバチェロレッテ。
萌子さんとの真実の愛を手に入れるために集まった17名の男性と約2ヶ月間の旅を通して、最後の一人になるまでデートを重ねます。
毎話、必ず数名は脱落していきます。推しメンが落とされた時の悲しみは計り知れません!
日本でのバチェロレッテは初めて。コロナの影響で、公開が数ヶ月遅くなりましたが、無事にフィナーレを迎えました。
あらすじや、企画概要を見ると「一人の女性の物語」のように見えるかもしれません。
しかし、僕は全話を通してみた時に「福田萌子という一人の女性を軸とした、男性たちの成長の物語」と感じました。主人公・福田萌子ではなく、男性参加者それぞれの想いや考え方に心動かされる人間ドラマがそこにはあったのです。
デート内容はこんな感じ
日本だけに留まらず、海外でもデートの舞台が用意されているバチェラー・バチェロレッテ。
バチェロレッテでのデート内容はこんな感じでしたね。
萌子さんの出身地「沖縄」へ
ヘリコプターでの1on1デート(マラカイさん)や、萌子さんの弟的存在ケビンさんからの提案でワークアウトなど…体力的にハードな内容でしたね。
生花デートでは、「福田萌子」をお題に生花で愛を表現するという難易度の高いものでした。(榿澤さん、黄さん、萩原さん)
紹興酒を飲みに台湾へ
台湾デート1発目は「朝・昼・晩」の3回に分けて男性3名との特殊なグループデート(朝は牧野さん、昼は杉ちゃん、夜は北原さん)
それぞれのプランで素敵なデートを見せてくれました。
1on1デートでは、黄さんとの温泉デート。萌子さんと黄さんの距離感が少し縮まった瞬間でした。
2度目のグループデートでは、杉ちゃん・北原さん・ローズさんの3人と寺院に訪れました。
夜はその中から一緒に過ごしたいと思った、ローズさんとのナイトクルージング。
…にすんなり行くと思いきやの、大イベントが発生しましたね。
それは、榿澤さんの「ちょっと待ったぁ!!」です。
台湾では、バチェロレッテの新ルール「ストールンローズ」が登場しました。バチェロレッテから男性陣に渡す通常のローズの【逆】バージョン。
男性からローズを萌子さんに渡すことで「他の男性から1on1デートを奪うことができる」というストールン(略奪)効果があります。
しかし、デメリットもあり、バチェロレッテが受け取らなかった場合にはストールンローズを持ってきた男性はその場で脱落決定。
それを榿澤さんはローズさんとのデートの前に持ってきたのです。(そこに至るまでの男性陣のやり取りも超好き)
結果は残念ながら受け取られませんでしたが、僕はここでポロポロ泣きました。ありがとう榿澤さん。
泣きながらナイトクルージングで花火を見る萌子さんとローズさん、そして別の場所で一人夜空を見上げる榿澤さん。これがバチェロレッテの過酷さです。
再び舞台は日本へ
ここでは2on1デートでマラカイさんとローズさんが選ばれるという衝撃的な展開に。
2on1デートはどちらかが脱落するというルールなので、最終候補として残されるであろう2人が選ばれたのが驚きでした。(バチェラーシリーズでは、あの子が落ちるやろなぁって雰囲気でわかってた)
乗馬デートの結果は、まさかの「選べません」で2人残し!!
個人的にはどちらも好きだったので安心しましたが、その後の個別面談(おい)でマラカイさんとローズさんは改めて萌子さんとの時間を過ごしました。
グループデートでは、杉ちゃん・黄さん・北原さんの3人がお酒を飲みながら談笑。杉ちゃんのシャンパンを開ける時のアクシデントは、多くの視聴者に愛をくれました。笑
ちなみにここで、北原さん絶対落ちたなってわかりましたよね。泣
男性陣のご自宅訪問
3人まで選ばれたのは、ローズさん・黄さん・杉ちゃん。
スタジオでは杉ちゃんがここまで選ばれていることに驚きの反応でしたが、おそらく視聴者さんはそんなこと思っていなかったはず!
それぞれがなぜ今のようなパーソナリティを持っているのかが伝わってくる素敵な家庭でしたね。
残念ながらローズさんはここで脱落しましたが、ローズさんの家庭に萌子さんは相性が良く無いだろうなぁと感じでいたので納得でした。
シェリーさんがスタジオで話していたように「もっと時間をかけて家族と関係を作れる環境じゃないと」という意見に同意でした。
最後の舞台は屋久島
神のいる島・屋久島。「結婚前には神様に誓うでしょ?神様に呼ばれて屋久島を選びました」との萌子さん。
黄さんと杉ちゃん、それぞれ別日に、寝起きの姿で萌子さんの部屋へ訪れるという「結婚後の日常をイメージした」デートでした。
この時、ほとんど初めて萌子さんの口から過去の恋愛の失敗談が語られます。
バチェラーシリーズであれば、早々に語られるので、ここまで引っ張ったことに驚きでした。
「元彼に注いでもらっていた愛が突然無くなってしまった経験がある。だから今感じている(これから感じる)愛も、いつか無くなりそうで怖いの」と、杉ちゃんへ。
「自分をカテゴライズして、束縛する(先程とは別の?)元彼がいた。だからあなたはそうしないか、その人とあなたは違うけど心配になる」と、黄さんへ。
どちらも泣きながら、語る萌子さん。
え?え?え?という感じではありましたが、ここで僕が感じたのは
「あぁ、萌子さんの真実の愛はまだ過去に置いてきぼりなんだろうな」
と。
萌子さんがずっと探していた真実の愛。それは、
「真実の愛」=「理想の愛」
であり、実は萌子さんは過去にそれを見つけてしまったんじゃないかなと思いました。
バチェロレッテの結末
バチェロレッテは男性を必ず1人選んでフィナーレという番組の趣旨はありましたが、結果はなんと「誰も選ばれない」という展開。
杉ちゃんと黄さんのその後のやりとりで、杉ちゃんが「まあそういう結果になることもOKとは聞いていたけども…」と話していたので、番組ルール的にはOKなんでしょうね。
黄さん「そういう空気読めないところも含めて好きになったんだよね」
杉ちゃん「そうなんだよね。それが萌子さんなんだよ」
という会話を聞けたのが安心しました。
もちろん深く傷ついているし、萌子さんと選ばれた男性との新しい出発をお祝いしたいと思って最後のローズセレモニーを去ったはずなのに(この時点では相手が選ばれたと思っているので)
この結果を知った直後に上記のようなやり取りがあったということに感動しました。
賛否はありましたが、2人とも素敵な男性であり、それをここまで見抜いてきた萌子さんに拍手です。
海外でのバチェロレッテ
バチェラーもバチェロレッテも、海外の番組が元祖となります。
実はご長寿番組で、大人気なんだそうな!
2020年時点で、バチェロレッテはなんと「シーズン16」なのです。
過去のバチェロレッテシリーズでは、20代女性ばかりだったのですが、今回のバチェロレッテは38歳のヘアスタイリストが選ばれたとのこと。
魅力的な男性が多数参加
バチェロレッテジャパンの記念すべき男性参加者は17名。
全員のプロフィールと動画は、こちらの記事で紹介しています。
ここでは、特に僕の心に残った(もちろん最終まで進んで行った)5人の男性と、別枠で杉ちゃんについて語っていきます。
皆さんの推しメンは誰でしたか?
ローズさんの魅力
ローズさんは最後まで残るだろうなあと思う反面、「なんだこのナルシストは!?」と完全にイロモノ扱いになるだろうと1話を見る前まで思っていました。
しかし、1話の途中から「この人は只者じゃないのかも」と思い始め、後半にいくにつれどんどん魅力を感じるようになりました。
愛に満ち溢れすぎていたローズさん。それに恋人のように応えていた(ように見えた?)萌子さん。このラストも十分ありえたと思いますが、やはり家庭訪問の時に感じた「家族の絆の深さ」が萌子さんに合っていなかったのかな?と感じました。
もちろん素敵な家庭なんですけど、ローズ家があって、そこに相手(結婚相手)が入ってくるような印象でした。
ローズさんはきっと超絶素敵な美人さんと結婚すると思いますね。本業の歌手としての活動も絶好調で、大黒摩季さんとのコラボ公演もあったりと、これからの活躍に期待大です。
アフターローズ(10話)でも、多くの男性と対立して萌子さんの決断に共感・理解を示していた姿が印象的でしたね。こんなに守ってくれる男性、なかなかいないですよ。
榿澤さんの魅力
真っ直ぐに突き進む性格の榿澤さん。一番最初の回ではイケメン枠として見ていましたが、回を重ねるにつれて(良い意味で)かっこ悪い榿澤さんがたくさん見られるようになって、より魅力的に感じました。
しかし、その姿は萌子さんには見えていない場所での出来事なので、「もっと榿澤さんのことを知りたかった」という萌子さんに対し「だったらデート誘ってよ・・・」というセリフは当然かもしれませんね。
生花デートでのサプライズ手紙は、「らしくない」感じが出ていて逆に良かったです。他の男性のことは気にしないで、常に萌子さんに発信できたら良かったんでしょうか。(いや、多分それでもダメだったかなぁ)
Amazonプライム的にも、最高の見せ場を作り出した榿澤さんに拍手でした。
マラカイさんの魅力
「怒りのビッグベイビー」という魅力的なPRワードに惹かれ、僕の推しメンとなったマラカイさん。23歳とは思えない風貌と考え方で、最終まで突き進めると思いましたが・・・。
作中では思ったほど怒りのビッグベイビーではなく、アフターローズ(10話)で一番怒ってました。
その辺りはまだまだ年相応だなぁと感じつつも、やはりイケメンだし頼りになるので、今後素敵な女性と結婚できると思います。
萌子さんと出会ったときに渡した本に書いていたメッセージ「本の表紙で中身を判断しないで」という言葉。日本人としてのアイデンティティを持ちながらも、その見た目や家庭環境で差別を受けていたとのこと。
それに対する萌子先生の「みんながみんな、本の表紙で判断する人間だと思い込まないことも大切」という返しの言葉。疑いの心を持って人と接するのではなく、まず自分から愛を持って接しようという、良い教えでした。(道徳の授業)
北原さんの魅力
北原さんの良いところはやっぱり笑顔。北原さんの笑顔や笑い声に雰囲気が柔らかくなる場面がたくさんありました。
料理研究家ということで、その腕前は抜群。親子丼が食べたすぎて…。他の料理もどんな感じだったのか見たかったですね。
北原さんが「落ちたか…」と感じた場面は、黄さん・杉ちゃんとのグループデートの中で
「過去付き合ってきた人とのきっかけは全て覚えている」と萌子さんに言った後「たとえば?」と聞かれ
「自分の分のジュースも買ってきてくれた時に、優しいなぁって思って…」
(あかん!!!)と思いましたね。そのエピソードはあまりに薄すぎて…。というよりは、例えば?って返されると思ってなくて頭が真っ白になってしまったのかなと思いました。
北原さんは良いパパになるイメージが想像できるので、今後に期待大です。
コウコウさんの魅力
黄さんは自分に大きな自信があって、他の男性陣を下に見ている言動が多く見られました。
僕も初めは、萌子さんと結ばれたいというよりは他の男性に負けることはプライドが許さないんだろう…と思っていました。
しかし、最終的に2人まで選ばれる頃にはその交戦的な部分は無くなっていき本当の意味で萌子さんと向き合う姿が見られるように。
プライドの高さはバチェロレッテにおいては不要なものだったのかもしれません。
もし、黄さんがもっと好意をアピールしていたら今と違った結末だったかも?
また、最終回直前に公開された敗退男性たちのトーク編で「萌子さんの言動をネタっぽく真似していた」男性たちがいたということが判明しました。これは笑い話としてサラッと流されましたが、結構重要な話題だと思っていて・・・。
自分が本気でアタックしている女性のことをネタっぽく言動を真似する男がいたら、あなたはどう思いますか?という話なんですよね。
そういった男性陣と不仲になる・格下として一線を引くのは当然のことだったのかもしれません。
話は変わりますが、黄さんがビジネスとしてやっているマンション。めっちゃ住んでみたいです。
杉田陽平さんの魅力
別枠で大きく取り上げようと思った理由は、単純に杉ちゃんが好きだからです。
杉ちゃんは売れっ子の画家さんです。年齢は2020年11月時点で37歳。
バチェロレッテでは自信がないウジウジしたような男性に見えますが、芯が強く芸術的センスに長けた魅力のある男性です。
杉ちゃんはバチェロレッテの番組内で成長していったようにも見えますが、「本来持っていた魅力」が回を進めるにつれ表に出るようになった・・・そういった捉え方もできます。恋愛面では確かに奥手だったかもしれないですが、杉ちゃんの言動や言葉のセンスは今までの経験が創った資産なんですよね。
ここでは、杉ちゃんから発せられた美しいセリフの詳細や結末について僕が感じたことを綴っていきます。
美しい言葉の数々
それではダイジェスト的に、杉ちゃんの美しずぎる言葉の数々を紹介していきたいと思います。
皆さんの好きなセリフがあれば、ぜひ教えてください。
初めての出会い
杉ちゃんと萌子さんが初めて出会ったときのシーンですが、杉ちゃんは大きなキャンバスに萌子さんが仰向けになっている絵を描いて持ってきました。
「今は色がついていないけど、この旅の中で萌子さんの色を見つけて完成させたい」
え?素敵すぎませんか?自分の武器と、ロマンティックさが掛け合わされた最高のサプライズだと思いました。この人は1話で落ちないだろうと・・・(まあまあ素敵なプレゼントをしていた童貞ダニエルさんは落ちていましたが・・・)
台湾デートにて
台湾デートの際に、「愛」を「花びら」と表現した杉ちゃん。
「こっちかな、あっちかな。強引につかもうとしたらふわーって行っちゃう。向こう行っちゃったしな、と思ったらひゅーすぽんって手のひらに収まる」
芸術家らしい表現ではありますが、僕でも「確かにそうかもなぁ」と納得できるような考え方でした。ちなみに、「お金」については「表現の翼」と言っていましたね。自分の表現を最大限引き出すために使うものがお金。お金のために働くのではなく、自分の表現をするためにお金を稼ぐという素敵な考え方でした。
日本に戻ってからのグループデート
日本に戻ってからのグループデートで1対1になった際に・・・
「萌子さんのことがたまらなく好き。萌子さんのことを考えると成長出来るしびっくりする明日になる。こんな短期間ですらそう思うんだから、そんな明日がこれから続いたらびっくりするような将来がある気がする。(萌子さんが)生きるのに必要不可欠になっちゃったんですよね・・・。」
こんな素敵なプロポーズ(と同等の言葉)をもらえた萠子さんは幸せものです。「私じゃなきゃダメな理由は?」と聞かれた時の満点の返しではないでしょうか。
家族に紹介した時
杉ちゃんのお姉さんから「萌子さんのどんなところが好き?」と聞かれた杉ちゃん。
「いっぱいある。いっぱいあるんですよ。失敗することあるでしょ。失敗が成功になってんの、全部!」
この答えがすぐに出てきた瞬間に「ずっと萌子さんのこと考えているんだろうなぁ」と胸が熱くなりました。杉ちゃんのお母さんの「あんたの人生みたいやん」という返しにもウルッときました。素敵な家庭ですよね・・・。
庭で萌子さんとリンゴの木を植えた杉ちゃん
自宅の庭で、萌子さんとやりたいことがあるという杉ちゃん。二人で庭にリンゴの木を植えるようです。
「明日世界が終わるとしても例えば僕だったらリンゴの木を植えるんだよっていうような。成果じゃないんだと、植えること自体が希望とかね、望みとか、祈りとか思って、やること自体がすでにゴールっていうか成果。それ自体がいちばん大事だって気がしてるの、僕は。始まりにしたいんですよ。終わりじゃなくて。」
リンゴの花言葉は「選ばれた恋」です。それを知ってか知らずか(多分知ってたでしょう)萌子さんと一緒に庭に植えた杉ちゃん。萌子さんは花言葉、知ってたのかな(多分知らない)
「萌子さんって唯一無二なんですね、僕の映ってる萌子さんって。それがもう、他の人じゃなくって、萌子さんじゃないとダメって感じ。僕としては。他の人じゃダメ。そうですね。すごく大好きです。」
ここでも純粋な気持ちを萌子さんにまっすぐ、だけどアーティスティックに伝える杉ちゃん。漢です。
萌子さんのお母さんに挨拶した時
「僕個人的な、勝手な考え方なんですけど。20年後、30年後の姿だと思うんです、お母様が。今、二人の萌子さんに会っている感じなんです。」
これ、お母さんからしたらめちゃめちゃ嬉しい言葉ではないでしょうか。このセリフの前にも散々萌子さんのこと褒めてますからね。
屋久島での最後の別れ
ファイナルローズセレモニーで杉ちゃんから萌子さんに伝えた最後のセリフ。
「僕は、萌子さんの翼になりたいし、包み込む風になりたいなって思ってるんです。立ち木っていうか、休んでることあると思うんですよ。雨の日にね、やっぱり走らないでじっとしてる時だってあると思うんでね、そういう時ちょうどいい立ち木みたいな存在にね、僕はなれたらいいなって」
このセリフは、前日に萌子さんから言われていた元彼の話への返しになっているんでしょう。
『今貰っているこの愛情も、いつかなくなってしまうんじゃないか。なんでそんなに愛してくれるの?』という言葉です。泣いている萌子さんの涙を指で拭ってあげる杉ちゃん。
その時には「泣かないで」とだけ返していましたが、きっと帰ってから返しの言葉を一生懸命考えていたんだろうなぁとジーンとしました。
ちなみに、ローズを渡されなかった杉ちゃんは萌子さんを抱きしめた時に「また夢の中で会おう。」と呟いていました。
アフターローズで再度告白
やっぱり萌子さんのことを忘れられない杉ちゃんは、収録終了した2ヶ月後のアフターローズにて再度告白を。
「謝んないといけないことが1つ。忘れる努力を、萌子さんを忘れる努力をね、頑張ってしたんですよ。めちゃくちゃしました。めちゃくちゃ頑張って。
・・・できなかった。無理だわ。唯一それだけ。萌子さんと約束した中で守れてないの。毎日ね、くる日もくる日も・・・萌子さんのこと考えて(長い沈黙)」
「真実の愛ってテーマがあるじゃないですか。真実の愛ってやっぱりわからないですよ。わかんないんだけど、わかんないなりにわかったことがあって、水かな?水だなって思った。水って言ってもコップに注いでる水なわけですよ。好きとか嫌いとか、やっぱ合わないのかなって想いを積み重ねて、最後表面張力でふわーってなるじゃないですか。それでもやっぱ好きだから注いじゃうんですよ。
・・・で、溢れ出しちゃう。その溢れ出しちゃうものが『真実の愛』かなと思うんですよ。だから、コレですよ。(涙を指差しながら)」
そこで会場の床に散りばめられたバラの花びらを拾って、一枚萌子さんに渡す杉ちゃん。
「受け取ってください。やっぱり、必要。もう苦しくて仕方がない。付き合ってください、僕と。よろしくお願いします」
返事に戸惑い沈黙になる萌子さんを、自分から抱きしめる杉ちゃん。コップから溢れ出した想いが画面越しにも伝わってくるようでした。
杉ちゃんは真実の愛を見つけた
アフターローズでの再告白も、萌子さんは返してしまいました。
萌子さんは真実の愛を見つけられなかったけど、杉ちゃんは真実の愛を見つけられましたよね。
ここからは僕の個人的な意見も含まれます。
真実の愛を「水」と表現した杉ちゃん。
僕も、水とは言いませんが、真実の愛には「形がないもの」だと思いました。だから、真実の愛の形って見つからないんですよね。形のないものだから。
それは1人の手だけじゃ、その場に留めておくことはできないもの。だけど、2人で4本の手なら不器用な形かもしれないけど留めて置けるものなんじゃないかなって。
愛は2人で作るものだし、それぞれのバランスが崩れてしまえば、その不器用な形は崩れてしまう。真実の愛は1人で見つけられるものではなかったんだと思います。
杉ちゃんはきっと、心の中で萌子さんとその愛の形を作ることが出来ていたのではないでしょうか。
儚くも、その相手は萌子さんじゃなかったけれど、今回の旅で杉ちゃんの魅力を知った女性はたくさんいるはず。
まとめ 真実の愛とはなんだろう?
皆さんは真実の愛について、どんな意見を持っていますか?
もしご意見や、この記事に関する感想があれば「@kazu_1225_」をつけてツイートで聞かせていただけると嬉しいです・・・。
バチェロレッテについて一緒に語りましょう〜!!
※Amazonプライムビデオについて詳しく説明した記事はこちら。年間4,900円で魅力あふれる映画やドラマが見放題!