転職

未経験者がWeb業界に転職するならエージェントに頼るのはNG【最適な利用法】

むち君
むち君

まったくの未経験でもWebコンサルタントになれるかな?

広告運用とかSEO施策とか興味はあるんだけど…

実際に未経験でも転職できた人の話を聞きたいな!



今回はそんなお悩みにお答えします。



何を隠そう僕自身、「業界・業種ともに全くの未経験」だったWeb業界へ転職を決意。


2019年12月頭〜2020年3月の4ヶ月をかけて、転職成功した経験を持っています。しかも、働きながらの転職活動でした。

簡単にプロフィール

〈前職は?〉

年齢:26歳
業界:再生可能エネルギー業界
職種:営業
販売商品:太陽光発電所向け遠隔監視機器

かず
かず
まったくWeb業界と関係ありませんね!


〈転職先〉

業界:Web業界
職種:Webコンサルタント
内容:広告運用・コンサル・ECサイト運用

かず
かず
念願のWebコンサルタントになりました!


今回の記事では…

・転職エージェントって良さげ?

・未経験でも転職できる方法は?

・これだけは絶対やっとけ!ってことは?


僕がなぜ転職成功できたのか、という点も分析してみます。


転職エージェントや転職サイトを、どのように利用していくと良いのかも紹介していきますね。

大切なことなので最初に結論

僕は「転職エージェント」をメインにして転職活動をすることは【オススメしない】です。(今回のように未経験転職であれば。)

それでは、3分ほどお付き合いください!

※この記事内での言葉説明

転職エージェント=プロに転職の相談ができるサービス

転職サイト=自分で求人を検索するウェブサイト


忙しい人向けにサクッとネタバレ・・・

◇メインは「エン転職のような転職サイト」で進める。

◇サブとして「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」「ワークポート 」などの転職エージェントを活用。

◇転職エージェントの活用方法は「履歴書・職務経歴書の作成サポート」「面接対策」です。


そして何よりも大切なことは「ポートフォリオを作成すること」です。詳しくは後ほど。


転職エージェントに頼ったらNG?


むち君
むち君
転職に困ったら「転職エージェント」を頼ればOKなんだよね?


転職エージェントとは、エージェントと呼ばれる「転職について相談できる人」から様々なサービスを受けることができるものです。

⬜︎履歴書の作成お手伝い
⬜︎自分に合った求人の紹介
⬜︎面接対策セミナー
⬜︎そもそも転職するかについて相談
etc…


転職サイトとの大きな違いは「アドバイスやスケジュール調整をしてくれるプロが付いている」という点です。

うまく利用すれば希望通りの会社に転職することができます。

しかし、僕のように【まったくの未経験な世界】へ飛び込む人は注意!


転職エージェントというサービスを本当に理解し、上手く活用できなければ「いつまで経っても転職できない」のです。

僕がなぜ【転職エージェントをメインにすることをオススメしない】のか。


使用して分かった3つの理由があります。

⬜︎未経験者は(エージェントの)利益になりにくいから

⬜︎求人が意外と少ないから

⬜︎転職スケジュールを詰めてくるから

ひとつひとつ解説していきます。

理由1 転職が成功しないとエージェントは儲からないから



まず、【転職エージェントが利益を出すための仕組み】について知っておく必要があります。

①転職希望者が転職エージェントを利用


この時、利用料は無料です。交通費くらい。

②転職エージェントが、企業と転職希望者をマッチングさせる


スケジュール管理もエージェントが行ってくれます。

③転職成功


おめでとうございます!

転職エージェントは企業から手数料を貰う

この④がとても大切。

つまり、転職エージェントは【転職希望者が転職に成功しないと利益が0円】なんですね。

手数料については驚く方もいると思いますが…

転職者が新しい企業で受け取る予定の【年収額30%】となります。(相場は30%)

(例)年収350万円の場合

350万円×30%=105万円


この105万円を企業は転職エージェントに支払います。


※転職サイトの方は掲載費(期間により〜万円とか)や成果報酬(エージェントよりも少ない手数料)が一般的。

むち君
むち君
ええ!?そんなに!!!

つまり、下記のような思惑が生まれます。あくまで可能性ですが…あると思います。

転職エージェント

・いち早く転職希望者を転職させたい!

・優秀な人材をなるべく高収入でマッチングさせたい

・成功する可能性の低い人には手間をかけられない

企業

・高い手数料を支払うなら、優秀な人材を確保したい


まったくの未経験者だと、他に経験者がいた場合かなり不利になることが分かりますでしょうか。

大手転職エージェントに掲載されている企業であれば、それだけライバルになる転職希望者も多くなります。

転職エージェントから中々アクションが来ないということは、あなたに利益を感じていないから・・・そんな可能性が高いです。

理由2 完全に未経験者では求人が少ないから



こちらは「リクルートエージェント」にて実際に検索した画面です。


職種としては「Webマーケティング・Webサイト運営・プランナー」です。

経験のない職種なので「未経験OK」の項目にチェックを入れると、検索結果は【42件】でした。


その中から自分と合いそうな企業を探していくと、さらに少なくなります

つまり、ひとつ誤解してはいけないのが

転職エージェントだから条件の合う企業が多い

というのは間違いということです。

ちなみに【未経験OK】のチェックを外すと1330件出てきます


なので、あくまでも「完全に未経験」であるならば転職エージェントも転職サイトも大差は無いということです。

理由3 転職のスケジュールを詰めてくるから



担当者によって、もちろん進め方は差があると思いますが僕の実体験として紹介します。

僕は働きながらの転職でした。そして運の悪いことに胃腸炎などでお休みをしたせいで【有給が0日】でした。

ふくてん
ふくてん
なにしてんねん!!

なので、あらかじめ「有給が使用できないので志望は絞ったところだけに行いたい」と伝えました。

しかし、担当者は

担当者
担当者
未経験の転職なので、とにかく気になる企業にはどんどん志望していくべきです!


と勧めてきました。

もちろん、その通りなんだと思います。

でも、僕は未経験だからといって「自分の納得しない企業への志望はしたくない」と決めていました。


なので、そのアドバイスは無視して本当に良いと思った企業にだけオファーを出しました。

ふくてん
ふくてん
それがいいよ。


理由①にも関わってきますが、やはり転職成功はエージェントが企業から報酬を得るために必達です。

数打ちゃ当たる」ではないですが、とにかく少しでも気になる企業を志望するように言われたら注意です。

※ただし数をこなすと面接で緊張しにくくなるというメリットもあります。

転職エージェントのメリットは?


散々、悪い部分を語ってしまいましたが転職エージェントにもメリットは多いです。

大きなメリットは4つ!

⬜︎ アウトプットによって志望動機が磨かれる

⬜︎ 企業からのフィードバックがもらえる

⬜︎ 自分の良い部分を伝えてくれる

⬜︎ 毎日求人情報に触れられる

それぞれ説明していきます!

アウトプットすることで志望動機が磨かれる



転職サイトを使って孤独に転職活動をしている時には、どうしても【インプット多め】で【アウトプット少なめ】になってしまいます。

かず
かず
すると、独りよがりな志望動機が生まれてしまい…

転職エージェントで、実際に担当者と小一時間話していくことで【志望動機】が磨かれていきます。

人に言われて「あ、そういえば自分にはそんな良さがあるかも!」と気づくこともありますよね。

面接でも「あなたは周りからどんな人だと言われますか?」と聞かれることもあります。

そのような質問にも余裕で答えられるようになります。

企業からのフィードバックがもらえる



転職エージェント経由で面接をすると、受けた企業から自分への印象・面接の様子について「フィードバックを受けられる」んです。

こんな感じ。これは僕が2社目の会社に内定をいただいた時(一次面接通過時)のものです。


落ちた時にもフィードバックは返してもらえるので、別の面接で活かすこともできます。

自分で進める場合には、フィードバックが貰えないのでありがたいサービスではあります。



自分の良い部分を伝えてくれる


やはり転職エージェントは僕たちを転職成功させたいので、面接の前に「転職志望者の良い部分を企業側に伝えてくれる」んです。

自分の良い点を伝えるのは難しいですが、第三者から事前に伝えてくれるのはプラスになります。

面接官の方から「〇〇が得意と聞いていますが、いかがですか?」と自分の得意領域の話を振ってもらったこともあります。

何者か分からないスタートよりも、数歩進んだスタートになるので大きなメリットです。

毎日求人情報に触れられる


これはメリットかどうか微妙かもしれませんが、毎日メールで求人情報が届きます。

働きながらの転職だと、本業に気を取られて転職活動への士気が下がる時もあります。

でも、毎日届く求人情報に目を通すことで「転職するんだ!」と思えます。


いろいろな企業の条件を、能動的に受け取ることで【ここは良いな】【ここはこの点がダメだな】と判断する力も養えます。

気になる企業の情報は、エージェントに問い合わせることもできるので良いですね。

転職サイトだと自分から探しに行かなければ情報は得られないので【情報がたくさん欲しい】【しかも自動的に】という人にはメリットです。

転職エージェントの利用方法



メリットもデメリットも存在する転職エージェント。

どのように利用すれば良いのでしょうか?

未経験の転職挑戦者だった僕が「この使い方はとても良かった」という経験を共有させてもらいます。

・履歴書・職務経歴書を完成させるために使う

→「履歴書」や「職務経歴書」は確実に転職エージェントに相談しながら作成するべきです。

かず
かず

就活本なんていりません!

はい、これで本代1000円浮きました!


僕が履歴書・職務経歴書について相談したのは「マイナビエージェント」です。

まず、マイナビエージェントで履歴書と職務経歴書をエージェントに相談しながら作成しました。

やはり、プロですね。

数字を入れたほうが良い
PRはタイトルを箇条書きでつけましょう
この表現はこう変えましょう



などなど。

最初に作成した頃の書類がゴミに見えました


リクルートエージェントで履歴書や職務経歴書を作成する時にはウェブサイトの専用ページで作成します。

(個人的には、めちゃめちゃ使いづらかったのでオススメしません。)

マイナビエージェントのようにエクセルでテンプレートをダウンロードして作成する方が楽です。

かず
かず
日々、何人もの書類を見ているエージェントだからこそ【受かるための履歴書】を作ることができるんですね。


ちなみに僕の書類選考の通過率は【驚異の80%】です

※書類修正前は4~5割

未経験でも、ばっちり書類を作ることができれば書類選考は恐くないことがわかりました。

非公開求人の情報を得るために使う



未経験歓迎という条件をつけると、グッと求人情報は少なくなります。

しかし、転職サイトと比べた時に【初めて見る企業だ!】というものは、かなりありました。

というか、ほとんどそうでした。

非公開求人は多いので、転職サイトも使いつつ、エージェントも利用すると漏れがありません。

面接の苦手ポイントを克服するために使う



これも転職エージェントならではのポイントです。

面接対策セミナーを無料で利用できます。

どんなポイントが重要なのか、この業界の特徴は?などなど

面接なんて就活ぶり!という人にとっては有難いサービスです。普通は有料なので。

面接の練習ができたので、自分の伝えたいことを口にできるようになりました。

ちなみに、僕が実際の面接で聞かれた内容をまとめた記事はこちら!

登録しておくと最強な転職サイト・エージェントは?

僕が利用した・また信頼できる人から聞いた中で「登録しておくと良いオススメの転職サイト・エージェント」を紹介します。

もちろんすべて無料で利用できるので、勇気を持って登録してみてください。

登録情報として、会社で行なっている仕事内容などを書く欄があるので「あらかじめメモに書いておいてコピペ使い回し作戦」をオススメします!

登録すべき転職エージェントは?

僕の結論としては、これまで紹介したメリットを得るために【転職エージェントを利用しつつ、転職サイトをメインに活用する】のがベストです。

なので、登録すべき転職エージェントは【実力のある大手エージェント】のみでOKです。

▼どれも優秀+大手サイトです。

マイナビエージェント

リクルートエージェント

doda

また、僕は利用していませんが「保育士から未経験でWeb業界へ転職成功させた」ブログ仲間の【さやかさん】はワークポートで内定を勝ち取りました。

ワークポート

かず
かず
まずは「マイナビエージェント」に登録してみることをオススメします!



自分でも転職サイトで探す必要がある!


転職エージェントに合わせて、メインで活用する転職サイトを決めましょう。

僕が自信を持ってオススメする転職サイトは「エン転職」です。

いくつか転職サイトを利用してみましたが、1番アプリが使いやすいです。

検索画面はこんな感じ。

他の転職サイトのアプリは見辛くてダメでした。

エン転職は企業ごとの面接対策についても見ることができます。



かず
かず
結構参考になりますよ!



未経験業界への転職に必要なもの

とても大切なパートになります。

転職エージェントや転職サイトを利用する以外に、合格率を大幅にアップさせるために役立ったことを共有します。

結論【ポートフォリオ(成果物)】だけは本気で用意するべきです。

むしろ、これがあれば経験者達とも戦えます

まっさらな未経験者には勝てます



かず
かず

あ、ちなみに僕は【副業NG】の企業には絶対に入らないと決めてました。

ブログあってのWeb業界への挑戦なので!




ポートフォリオを用意しよう



Web業界への転職って、結構「キラキラした業界だから!」という理由の人が多いそうです。

でも、僕らは違いますよね!やり遂げたいことがあるからこそ、転職を決意したはず。

その気持ちを「形にして伝えることができる」のはポートフォリオ(成果物)です。

僕の場合は、このブログ【ふくてんねっと】

デザイン系志望なら【実際に作ってみたウェブサイト】や【イラスト】など。

形になっていればOKです!


僕の場合、ブログを見てもらった時には「想像以上にキチッと作られていて驚いた」と好評でした。

かなり大きな推しポイントになるので、まだポートフォリオの無い人は今すぐ取り組みましょう!

→オススメ記事:知識0でも大丈夫!漫画でわかるブログ開設方法!

プログラミング系を目指したい人は、プログラミングが学べる講座で人気の高い教室のリンクを載せておきます。


実績が無ければ、焦らず・少し時間を作ってポートフォリオを作成しましょう。

過去の経験で転職に役立ったものは?


完全に未経験とは言っても、今まで経験してきたことが意味ないなんてことはありません

今の仕事で手に入れたスキル、苦労を乗り越えた経験を「言語化」しておきましょう。

◇例えば僕の場合…

志望職種:Webコンサルタント

経験職種:法人営業(4年間)

僕が過去、営業マンとして働き学んだことをまとめました!

・お客さんとのコミュニケーション力

・行動量と数字の積み上げ

・相手のためにすぐ反応できるレスポンス力

Webコンサルタントは、例えばパンフレットを持ってお客さんの元へ訪問しガッツリ営業をすることはありません。

ですが、相手のニーズを聞き出して「潜在的なニーズ」に気づいてあげる能力が必要です。

ざっくりいうと「コミュニケーションスキル」に当てはまります。

これは法人営業をしていた僕にとっては必須スキル。未熟な点はあるものの、十分PRポイントとして利用できました。

事務の経験があるのなら「数字を扱うこと・細かな気配り」が得意でしょう。

過去の経験は、未経験の職種だとしても必ず生かすことができます!

企業分析を本気でやろう!



どんなに忙しくても、企業分析は本気で取り組みましょう。

ノートまたはスマホのメモに

・その企業の理念

・基本情報(社長は?創業は?人数は?)

・仕事内容

・他者との強みは?

・求める人物像は?

・面接時にこちらから聞きたいことは?

これだけは最低まとめておきましょう。面接開始30分前に見返すだけでも、頭の中が整理されます。

かず
かず
何より、自信につながります!

頑張れる環境と仲間を作ろう!


憧れのブロガー「Tsuzukiさん」のこのツイート。実は僕のことなんです(プチ自慢)

僕はいま、Tsuzukiさんとゴーゴーケンゴさんの運営する初心者向けブログサロンに加入しています。

ブログラボの詳細や主催者の情報をまとめた記事はこちら

・自分の目標を宣言できる場所を作ること

・応援してくれる仲間を増やすこと

・応援してくれたみんなに良い報告をしようと思えること

かず
かず
これが何より僕を支えてくれました!

業界や転職に関する情報を紹介

最後に、転職を頑張るあなたにオススメな本を紹介して終わりにします。

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 [ moto ]
created by Rinker

まさに僕の求める形について書かれた本です。著者の「motoさん」は本業×副業で年間5000万円プレイヤーです。

むち君
むち君
スキルや収入を上げるためには「業種や業界を今の仕事とずらしながら転職していくこと」が重要なんだね!

共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る [ ゆうこす ]
created by Rinker

むち君
むち君
この本が転職と関係あるの?

直接関係はないのですが、自分が生きる上で「何を武器にして、どう人生を楽しみ、自分をブランディングしていくか」ということについて書かれている一冊。

転職するのもブログを頑張るのも、自分のブランド力を高めて多くの人の力になるためなので勇気をもらえる内容でした!

まとめ:未経験でもWEB業界にいけます。

僕は【転職エージェントで基礎を整えて】、【転職サイトでマイペースに】転職を成功させました。

かず
かず
完全に未経験の転職ならば、このやり方がベスト!

▼どれも優秀+大手サイトです。

マイナビエージェント

リクルートエージェント

doda

ワークポート

オススメする転職サイトは「エン転職




未経験だとしても、必ず転職成功できます。

まずは何か自分の努力を目に見える形にしてみてください!

ブログなり、デザインなり、サイトなり…

そしてこの先、どんな自分になりたいのか!

これは必ず面接でも聞かれる内容です。

この軸をひとつ持って、転職に挑んでください。

かず
かず

挫けそうになったらTwitterで話しましょう!

ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!

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かず
ふくてんねっと運営 【経歴】ブラック企業で3年疲労 ▶︎ ホワイト企業へ ▶︎ ブログにハマりWEB業界へ転職:未経験でも挑戦できることを証明! お得情報をインスタでは発信中!