NFT×漫画プロジェクト「Zoo-man」の今後の展望について


NFT×漫画のプロジェクトを運営している「かず」です!
今回の記事では、ざっくりと今までのZoo-manの活動の振り返りと今後の展開・そしてその行動に至った理由について紹介していきます。
その前に、簡単に用語の解説から!
Zoo-manが引き起こす事件を題材にした漫画を制作していくNFTプロジェクト(NFTの売上で漫画を制作する)です。
漫画は、コロコロコミックでポケモンを連載していたプロの漫画家さんが制作しています。
Zoo-manの最新活動はこちらのSNSアカウントで発信中↓

ぜひ応援&フォローよろしくお願いいたします!
最初に記事で伝えたい内容の要約と注意点です。
・僕はNFTをやめません。
・でもNFTで活動費を稼ぐのは難しいです。
・なので別の収益の柱を作ります。
・本気でやるのでXの発信スタイルも変えます。
・そして漫画制作を進めていきます。
Zoo-manの活動履歴について
Zoo-manというNFTプロジェクトを立ち上げたのは、2022年の3月末ころ。メンバーは僕と妹の2人から始まりました。
という噂を聞きつけた僕は、急いでNFTの勉強を開始しました。当時はまだ日本でもNFTプロジェクトはあまり無く、海外からの情報がメインでした。

海外のNFTプロジェクトで日本のアニメ風のイラストが流行りだしたんだ…!
海外に日本のアニメ・漫画文化を取られてたまるか!まずは自分がポジション取りをしよう!
という想いで、僕はNFTと漫画を掛け合わせることを決めました。
Zoo-manは、NFTの販売利益で漫画の制作やイベントの出展費用などを捻出しています。
過去にはこんな形でNFTを販売してきました。
Zoo-manのNFTの種類
Zoo-manのNFTの種類やユーティリティ(特典)に関しては、こちらの記事をご覧ください。
仮想通貨で購入できるものと、日本円で購入できるものがあります。
Zoo-manの日本円で購入できるNFTは「HEXA」といわれるNFTマーケットプレイスで1年以上、継続して販売実績1位となりました。
Zoo-manの経歴について
Zoo-manのはじまりから、何をやってきたかなど具体的にはめちゃくちゃ長くなるのですが…こちらの記事にまとめさせていただきました。

これからNFTを始めようと思っている個人クリエイターさんにも、何か参考になる部分があると思いますので是非読んでみてください!
NFTを売りたいのか?
NFTをここ1年くらい活動してきた人なら体感してると思うけど、いまNFT界隈の空気感は「冬」で結構しんどいですよね。
運営を続けられなくなって解散したプロジェクトや、辞めていくクリエイターさん、悲しい場合は何も言わずにいなくなるプロジェクトも…。
Zoo-manの活動も、イベント出展・グッズ制作・漫画制作・イラスト制作にお金がかかっているのでNFTで資金を集めてきました。
しかし、最近思ったんですが「自分はNFTを売りたいのか、漫画を売りたいのか(読んでほしいのか)」ということ。
漫画を続けるためにはNFTを売らないといけない⇒けどそれが目的(NFTを売ること)になっていないか?
むしろ、NFT活動以外で資金を集められたらそっちの方が健全じゃないのか?
NFTは、出せば出すほど既存NFTの価値が下がっていく傾向にありますよね。第二コレクションを出したら第一コレクションのフロアがガクっと下がったみたいな話聞いたことあると思います。
なので、SBTにして販売したり、クラファンと言葉を変えて販売したりするプロジェクトもあるわけですが…
僕にとってそれはNFTを売るためにしか思えないし、この先もずっと同じことはできないだろうから「どこかで方向性を変えないと」いけないのかなと思っています。
運よく、僕は個人(+身内)で始めたプロジェクトなので、運営陣の生活を守る必要もないので行動に自由がききやすいです。
そこで僕は、今回のNFT販売をもって基本的に新作NFTは本編キャラクターの1点モノNFTしか販売していかないことにしました。
漫画の製作費は、自分でSNSやブログを使ってコツコツ貯めつつ、たまにクラファン的にグッズ販売していきます。NFTじゃなく、リアルグッズで応援してもらう方向。
いまNFTでお金を稼ごうとしたら相当しんどいので、僕は徹底的に別の路線で資金を集めていこうと思います。
Zoo-manのNFTホルダーさんには僕も以前からブログやSNSの質問に回答してきましたが、一緒に行動してクリプトで損した分を取り戻していきましょうよ!

かずとしての活動は情報商材屋さんに近いものになるかも。でも「にゃむ」のアカウントでZoo-manを広めていくよ!
NFTはもう一度盛り上がる?
もうそれは神のみぞ知る…ですが、僕は少なくとも1年前のBubbleはもう来ないと思ってます。プラスの未来を信じるのは良いことなんですけどね…。
次にNFTが流行るとしたら、それは一年前のような「稼げる」という文脈ではなく、ポイントカードやチケット×NFTのような「便利なもの」という文脈だと予想します。
だから、NFTというもの自体が流行ったからといって自分のプロジェクトに資金が入ってくるかは全く別の話だと思います。そもそも、(一般人から見たら)イラストに数万円・数十万円なんて払えません。
これは一見マイナスな話に聞こえるかもしれませんし、僕がNFTのことを嫌いになったんじゃないか?と思う人もいるかもしれない。
でも誤解しないでほしいのは、僕が望むNFTの世界はもっと健全でみんながNFTと意識することなく活用する世界です。
今みたいに、NFTをガチホしろ・売ったら仲間じゃない!みたいな文化は一回滅ぶべきだと思ってます。(し、前からZoo-manのコミュニティ内では言ってきましたね)
また、NFTが大衆に広まるためには大手企業の参入が不可避。逆を言えば、個人がどうこうするのではなく、大企業の参入を待つのが一番。そして国の税制も変わることが必須条件。
だから、僕自身がNFTをどうこうしようなんてことはしなくて良いのです。

HEXAでも、もう十分ポジション取りしました
IPを広めるならNFTじゃない方がいい
キャラクターを広めるなら、NFTじゃなくて良いなと思ったきっかけの話をします。
それこそ、にゃむのアカウントを作った時がその答え合わせとなりました。
こちらは、NFTが今よりは盛り上がっていた時代に、拡散したらNFTがもらえるよというキャンペーン付で投稿した漫画の紹介ポスト。

フォロワー数は9,200人くらいで、500RT以上、インプは8.5万です。
そして下が、始めて1週間、フォロワー数は100人くらいの時につぶやいた「にゃむ」のアカウントでのポスト。

11.9万インプを叩き出してます。
NFTアカウントでは、積極的に拡散依頼しないと広がらなかったイラストも、にゃむアカウントでは自然にいいねやRTが増えてきています。フォロワー数は少なくとも。

にゃむのアカウントは「獣好きな人」を集めているからこそ!
どんなSNSのジャンルでもそうですが、ターゲットがズレていたら身内でしか回らない。
外に広めていくなら、やっぱりその作品を本当に興味がある界隈に向けて発信した方が良いし、本当の意味で厳しさも知ることができるのかなと思いました。
本当の厳しさとは・・・
これはデザフェスという、NFTとまったく関係ない「クリエイターさんたちの集まる祭りイベント」のこと。6,000ブース以上が東京ビッグサイトに集まるものです。
ここでZoo-manは2023年5月に出店しましたが、当然NFTを知っている人はお客さんにほとんどおらず、グッズも売れず大赤字でした。

キャラクターを売る大変さと、事前のSNS認知の大切さを知った…
今年11月もZoo-manはデザフェスに出店しますが、今回はNFTとはなんぞや?みたいな冊子も漫画のフリーペーパーと一緒に配布しようと思っています。
そこでNFTに興味を持ってくれたらそれで良いし、特に興味を持たれなければ漫画だけでも楽しんでもらえたら次に繋がるかな。
既存のZoo-manホルダーさんへ
Zoo-manをここまで育ててくれたのは、間違いなくホルダーさんたちのおかげです。なので、Zoo-manのNFTで利益を生ませることができておらず申し訳ない気持ちです。
漫画も続けていきたいので、先ほど説明した通り、ここからはなるべく自分の力で挑戦していきたいと思います。時間はかかると思いますが、負担なく皆さんに長く楽しんでもらえれば嬉しいです。
イベントや、にゃむアカウント、グッズ購入はぜひ応援してもらえたら嬉しいです!そして、一緒にSNSを得意になってもらえれば鬼に金棒です。
あと、それだけじゃなく、まだ詳細は説明できませんが、こんな仕組みを考えています。



もう分かると思いますが、今まで販売してきたNFTにポイントを持たせ、それを集約したNFTと引き換えてさらにグッズなどに交換できちゃうというものです。
僕の方も、そのコレクションNFTの価値を高めていく(Zoo-manといえばこのコレクションですよ~と広めていく)のもやりやすいと考えました。
これは実装まで楽しみにお待ちください。
本当NFTってどうなるのかね?
正直、界隈の一過性の騒ぎに疲れたってのもあります。
クリプトの世界は流行り廃りが速いので仕方ないとは思うのですが、それにしても雑すぎやしませんか?
ビットコインNFTってどうなりましたかね。フレンドテックは?メタバース…?
次はあれだ!急げ!みたいな流れが本当に疲れますし、じっくり育てていくことも必要だと思うんですよね。
そういった空気感も、きっとまたどこかのタイミングでガラッと変わると思います。でもその時はいまのポジショニングもガラッと変わると思います。
僕は僕の感性を信じますし、じっくりやります。
こういう発信が嫌だなという人もいるかもしれませんが、そこは仕方ないです。
でも僕はNFTが好きだし、NFT・Zoo-manを通して出会った人たちが好きですし大切です。
今後も不定期にイベント開催したり(10月もやるし!)NFT関連のイベントにも顔を出そうと思ってます。盆栽NFTとか、あげおとティムとか面白いし。

この感覚で長期的にNFTを楽しんでいこうと思います!
もし今後もZoo-manを応援してやるぜ!!って方がいらっしゃいましたら、「まとめて販売するのは」おそらく最後になるNFTコレクションをリリースしましたので、ぜひご応募ください!
